PostgreSQL Conference 2004

2002年に参加しているので何気に2回目の参加です。こういうレベルの高いセミナーに参加すると、普段の自分の仕事に自信がなくなります。ぜんぜんPostgreSQLのDB性能を使いこなしていないことがよくわかりました。
 オープンソース系のイベントではよく名前を聞くBOFを、今回はじめてて見学したのですが、「どうする、どうなるPostgreSQL」と題してMySQLとの比較がかなり行われていて、DBの優劣やマーケティング論についてかなり踏み込んだ、トップのかたがたの生の意見を聞くことができて良かったです。ちょっと前までGISの世界ではPostgreSQLの拡張であるPostGISくらいしかなかったのですが、いつのまにかMySQL4.1αから空間型が組み込まれてテスト利用できるようになり、GISの世界でも2大オープンソースDBがバッティングしています。
 僕が使う環境ではPostGISのほうが速度が出ている*1ので、当面はPostgreSQLを使うことにはなると思っていますが、MySQLも欧米でのユーザ層の厚さを考えると、今後は急に成長する可能性もあると思うのでしっかり追わないといけないとおもいます。こういう緊張感を持続するようにしないといけないのですが...

*1:ベンチメークはとっていませんが、体感的には2倍ほどPostGISのほうが速かったです