MapServer 4.3で国際化対応


9/12のエントリ[GIS]日経LINUX 10月号でのMapServerの記事に執筆者である、オークニーの森様よりコメントをいただきました。


 以下コメント

オークニーの森亮です。初めまして。
メインストリームは国際化について嬉しいことに大変積極的です。国際化版は開発中のバージョン4.3ですでにメインストリームにマージされました。以下は、メンテナーであるDMSolutionsGroupの開発メンバーから、昨日届いたコメントです。

I’ve commited my changes to cvs in 4.3.
I mostly integrate the patch as it is, except for the mapgd.c code that I modified to include only one function msGetEncodedString().
Note that because of the way the labels are drawn, an invalid encoding string or an attempt to use the encoding tag without iconv support, will result in no label drawn at all.

 と現在の開発版である4.3のCSVソースツリーに取り込まれたとのことです。
 試しにCSVをとってきたところ、ばっちりコンパイルできました。ただ当方の環境では、GDにJISX0208オプションを付けちゃってるので、MapfileにENCODINGを追加すると内部エンコードがUTF8だと正常に動作してくれないため、ちゃんと表示してくれませんが、実行エラーは出ていないので正しい動作をしているとおもってよさそうですね。
 これでMapServerの次期バージョンアップが非常に楽しみになりました。
 SVGの正式サポートはまだかな?

※10/7追記
Mapserver4.3においてENCODING指定によって日本語表示が問題なくできることを確認しました。