寿司けん

 寿司けんは、千成通のバス通沿いにあるため、嫁と名古屋の中心部である栄あたりにバスで行く途中で寿司けんをみると、名古屋を面白おかしく描いたVシネマの名作「牛頭」の冒頭で哀川翔が蹴り殺したヤクザ犬*1と名前が被っているなと嫁とバスに乗る旅に毎回話題に上っており、中村区に引っ越して以来ずっと気になっていたわけですが、お寿司屋さんなので気軽には行けませんでした。

 ただ嫁はどうも、バス通りとはいってもわかりにくい場所なので、あんまり鮮度が良くない可能性があるのではないかと訝って、気乗りしていなかったようでしたが、家の近所なので美味い不味いを調べるために一度は行くべきだと僕が押し切ることに成功しました。


 お店は、カウンターが8席と2Fに座敷があるだけのかなり狭い感じで、意外と言っては失礼ですが立派な高級店で、お寿司の注文の仕方なんてよく分からない若造夫婦にはちょっと敷居が高い感じでした。


 お寿司は小振りな感じですが、一品一品細かい包丁さばきの入った丁寧な仕事でとてもよかったです。グルメではないし、お寿司屋を比較できるほどの知識も無いので説明は省きますが、元寿司屋の娘である嫁も、入る前は全く期待していなかったのにこれは美味しいと絶賛するほどだったので、レベルは高いと思いました。当然のように値段もちょっと敷居が高いですが、またいきたいなぁ、シラエビまた食べたいなぁ。

*1:ちわわ