横蔵寺/華厳寺

nishioka2004-12-11


 お寺に行こう!の横蔵寺
情報を読んで以来、まだ見ぬ即身仏をこの目で見たいと、行きたいスポットのナンバーワンにノミネートされていました。しかし名鉄谷汲線廃線になった今、車を持っていない僕には岐阜県谷汲村という山間の村は、はるかに遠い秘境の地となっており、行くことができないと半ばあきらめていました。そんなときに偶然嫁の両親から電話があり、「郡上八幡飛騨牛ステーキが美味しいから一緒に行こう」とお誘いがあったので、正直飛騨牛ステーキはどうでも良かったので、適当に「飛騨牛ステーキもいいけど、即身仏なんてどうですか?」といったところ、義母はミイラなんて見たくなさそうだったけど、「お寺に行こう!」で仕入れた付け焼刃の知識をフル活用し、如何に横蔵寺と即身仏がすばらしいかを力説したところ、多分面倒臭くなったようで渋々連れて行ってもらえることになりました。
 流石に家まで迎えに来てもらうのは申し訳なかったので、嫁の両親の最寄の駅までいってそこで待ち合わせて、ドライブがはじまりました。が、年寄りなので、途中喫茶店やら道の駅やらと寄り道が多くてなかなか目的地に着かないし、義父に運転してもらっている以上、旅の醍醐味であるアルコールも取ることができずにちょっとクラクラしてしまいましたが、なんとか2時間半くらい*1岐阜県谷汲村にある横蔵寺に到着しました。
 横蔵寺は古刹だけあって、お寺自体が渋い。本堂と山門、三重塔だけでも来る価値があるかもしれません。
 即身仏は、興味本位で見に来た我々も一目見ると背筋がシャンとなってしまうくらい存在感がありました。他に人がいなかったので、じっくり見ることができてよかったです。
 しかし、宝物殿は12月から3月までは湿気が多くなるため、非公開になるとのことで、入ることができませんでした。22体もあるらしい重要文化財の仏像を見ることができなかったのはかなり残念。春になったら、嫁の両親も行きましょうという話になったので、また連れて行ってもらうことにします。

 ついでに、帰り道に谷汲山華厳寺にも行ってまいりました。華厳寺は前にもいったことがあったし、義母が疲れて参道で休憩していたので、本堂だけしか見てきませんでしたが、戒壇巡り*2はしっかりやってまいりました。一人では怖いので、無理やり嫁と義父分も入場料(参拝料??)を僕が払って三人で行ってきました。戒壇巡りは初めてで、距離も時間も短いんだろうけど真っ暗になると距離感も時間も判らなくなってちょっと怖かったが、またやりたい。善光寺に行ったときにもやっておけばよかったと思いました。
 

*1:多分普通に行けば待ち合わせた駅からは一時間くらいで着くと思う

*2:戒壇巡りとは、真っ暗な回廊を巡る。まっくらなので手探りで進むもの、善光寺が有名だと思う